1分で分かる!! 足利義満
今回は、
「足利義満」
について簡単に述べたいと思います。
1.足利義満とは?
足利義満とは、室町幕府3代目の将軍であの京都の北山に金閣を建てた人です。
これは、この前の将軍足利尊氏の時に、その時の天皇である後醍醐天皇と対立し、
南朝と北朝というのが存在し、日本に2つの勢力が存在している時代のことです。
足利尊氏についてはこちらをご覧下さい。
その時は、南朝の後亀山天皇を説得し、北朝の後小松天皇に入京させ治めました。
さらにこの人物は、京都にある市政権や、諸国に課するとされている段銭の徴収権などを自分の幕府の管轄下に置き統一政権を確立させました。
さらに義満は、日本で有力な守護であった、
土岐氏を土岐康行の乱で、山名氏を明徳の乱で、大内氏を応永の乱で滅ぼしました。
なんとこれらは、すべて義満が自ら挑発し起こした事件です。
さらに、義満は、その時宋を滅ぼした明と貿易をしていました。
形式としては、「朝貢貿易」です。
これは、中国に服属させてください!!と頼むものです。
その時には 「暦」を貰っていました。
2.考察
ここからは、私自身の考察なので飛ばしても大丈夫です。
足利義満が明に服属したのは、
おそらく 明に日本国の主としての証明をしてもらいたかったのではないかと考えました。
この頃、明は、大国であり近くの国々は明に服属していました。
そうすることにより、明から優れた物を手に入れることもでき、さらに国を滅ぼされることもありません。
さらに、足利義満が守護を滅ぼしたことに関しては、
これは、幕府の力というものを他の有力な守護達に見せつけるために行なったことなのではないかと考えました。
そうすることにより、有力の守護を滅ぼすことができる力があるという表明することができます。
今回は、この辺で
ありがとうございます!
とある大学生でした!!
参考文献
笹山晴生他 『詳説日本史 改訂版』株式会社 山川出版社 2016
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