補助学の重要性 ~歴史学での立ち位置~
今回は、歴史学を学ぶにあって考えなければならないことについて考えていきたいと思います。
それは、「補助学」です。
では「補助学」とはどのような学問なんでしょうか。
今回はそれについて話していきたいと思います。
1.補助学とは?
「補助学」というのは、その学問をやっていく上でプラスになる予備知識などを提供してくれる学問です。
歴史学での「補助学」というと例として
「考古学」や「古文書学」やなどです。
「補助学」についてもっと、詳しく学びたい場合こちらをご覧下さい。
でも私が考える「補助学」には、すこし幅を効かせています。
2.私の考える、「補助学」の範囲
私が考える「補助学」の範囲は、「考古学」などの歴史学に近い学問だけではありません。
「政治学」や「経済学」なども「補助学」と、考えても良いと考えました。
では皆さん考えてみてください。
「御成敗式目」を考える上で
あなたは法のことをわかっていますか?
この時代の幕府、政治のことはわかっていますか?
その幕府の経済状況をわかっていますか?
御成敗式目などを作り出した人達の「教育」はどんなものなのかわかっていますか?
あげるとキリがないですが1つの題材に対しての関連する学問について理解していなかったならばその1つのテーマ、題材についてあなたは本当に良い議論、良い考察を書くことができるのだろうかと考えてます。
法のことを分からなかったら「法学」を学んだ上で「歴史法学」について勉強してみたり、幕府を調べたいのであるならば、「政治学」を学び、その上でその当時の支配機構についての本を読み学んでみる。
このように考えなければ柔軟な対応はできない思います。
なので私は「関連する学問」を勉強することを強くオススメします。
これは、高校生、大学生、大人の方々、年配の方々でも行うべき事柄だと考えます。
私は、なので今は、興味のある1つの分野について分析して分析の結果から出てきた学問について詳しく学んでいます。
今回は、この辺で
とある大学生でした!
参考文献
ラングロア・セニョボス 『歴史学研究入門』 校倉書房 1989年
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