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大学生が歴史と歴史学を考える

とある大学生です。未熟者ものですが自分なりに歴史についての疑問や考え方を発信していきたいと考え始めました。アドバイスなどは歓迎します。「ここは違う」や「このような考え方はどうか?」などよろしくお願いします。コメント通して成長していきたいと思います。大学生の考え方なども分かると思うので興味のある方は是非ご参照ください

歴史上の人物の伝記を読む際の注意点

さてさてさて、今回は、この問題について私なりの意見を書いていきたいと思います!!

そのテーマとは、、、、





「歴史上の人物の伝記を読む時の注意点」です。

これは、あくまでも歴史学としての考え方です。
そこをあらかじめご了承ください。

ではいきましょう!

1.自伝とは?

自伝とは、

" 自分で書いた自分自身の伝記。" (goo辞書)
と書かれています。
つまり自分自身を表現するために書かれている説明書みたいなものです。
これは、この意味通り、自分自身のことが書かれているので様々な注意を払う必要があります。


2.その人物が強調して書かれていることがある。

自分自身の伝記ということは、その人物自体を良い方向に強調して書かれていることがあります。
その人中心に物語などが書かれているので
その人物が好きな人だとその歴史にのめり込んでしまい本当の歴史像を見失ってしまう可能性があります。




3.人物を美化している

自伝では、その人物の行った行為が 良くない行為であっても 「これは、、、のため」みたいに美化されてしまう可能性があります。
典型例としてその人をヒーローみたいに仕上げてしまう可能があります。

その歴史を語ってしまうと次世代の人達に間違った歴史を教えてしまい、新たな間違った疑問や否定などがおこってしまい混乱してしまいます。

自伝で歴史を学ぶことは、その人物についての豆知識やその自伝でしかかたられていないことなど上手く使えば良いツールとして働きます。
ですがあまり深読みしすぎるとよくありません。
ましてその歴史の本当の歴史と錯誤してしまうともっとよくありません。


4.その作者の憶測が入ってしまう

これが1番怖いのですが、

自伝を書くにも、史料が必要となります。
その史料を元にして作られているので信憑性は、高いのかもしれません。

ですがそこに筆者自身の考え方が深く入ってしまう可能性があるのです。

さらにその史料自体が間違っているもの、その人物を良い人物だと美化させるものである可能性がかなり高いのです。
そう考えると作者の考えは


あくまでも「仮説」だと言う心構えを常にもっていなければなりません。

5.事実と異なることも

これらの理由から間違った歴史認識に陥りやすくなってしまいます。

私自身、自伝から歴史を学ぶことは、その人物に関して詳しく学べることができるので

かなり良いツールだと考えています。
ですがこれを「歴史学」として受け入れてしまうことは、私たちが良くても


次世代の方々に間違った歴史を与えてしまう可能性が大いにあります。


そのことを分かった上で歴史を学んでいきましょう。



今回は、この辺で

ありがとうございます!

とある大学生でした!

参考文献

自伝の意味 -goo辞書

https://dictionary.goo.ne.jp/word/自伝/

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