歴史学と歴史地理学の違い
今回は、歴史学と歴史地理学との違いについて述べていきたいと思います。
なぜ今回これを記事にしようと思ったのかというと
「歴史学」
と
「歴史地理学」
には大きな違いがあるのではないかと考えたからです。
ではいきましょう!
目次
歴史学とは?
歴史地理学とは?
違いの考察
1.歴史学とは?
歴史学とは、「対象とする大陸・国・地域などにおいて、過去に起こった物事を取り上げ、当時それがどのような意味を持っていたのかを、残された物や建造物、文書などから研究する学問である」<<(引用 歴史学とは|大学・専門学校のマイナビ進学)
と定義されています。
私が述べるとするならば、
過去の史資料から歴史を分析する学問
と考えます。
時間軸を上手く使いながら、歴史を上述していき、
それについて自分の考えを述べていくと言う感じと学問です。歴史の史料には、文書や遺跡などの様々なものが存在します。
それらを用いて、自分自身の考えを確立し発信していくことが大事な学問です。
2.歴史地理学とは?
「歴史地理学(れきしちりがく、英語: historical geography)は、空間を軸とする地理学と、時間を軸とする歴史学という対立関係を越えて、時間・空間を同格に併存させて取り扱う研究分野である。 」<<(引用 Wikipedia)
と定義されています。
つまり、過去の地理的な歴史と、現在の地理的な歴史を使い、問題を解決していくという学問です。
歴史に「地理」が入るだけで
何を基点にしているかが変わっていきます。
3.違いの考察
ここからは、互いの考察をしていきたいと思います。
歴史学と歴史地理学の大きい違いというと
まず挙げられるのが
史料を使い分析するのか、
史料とともに地理で必要な聞き込みも使うかです。
歴史地理学は、歴史と地理の両方の分野を扱い、
さらにそれを現代の問題として考えて、
そこからどうやってその問題を解決していくと糸口を見つけていくのが大事です。
さらに歴史学とは、過去の現代との対話と述べました。
これは、過去というものが「史料」に焦点を当てているからです。
過去からのメッセージを読み解き、それを発信していくことだと考えてました。
次に考えられるのは、
学問の二面性を兼ね備えているということです。
これは、特に歴史地理学で言えることです。
歴史と地理は、一見あまり関係がなさそうな分野でもありますが
実際は、歴史を読み解くには、かなり重要な分野ともなっています。
いわゆる「補助学」です。
これについての記事はこちらです。
学問の二面性をもっていることも違いだと考えられます。
今回は、この辺で
ありがとうございます。
とある大学生でした!
参考文献・引用文献
歴史学とは|大学・専門学校のマイナビ進学https://shingaku.mynavi.jp/future/gakumon/9/
Wikipedia 歴史地理学とは
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/歴史地理学
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