ヨーロッパの歴史 〜再考〜
日本の歴史を上述する上で大切なことがあります。
それは、「世界史」との関連を考えるということです。
今回は、それに従い
「ヨーロッパの歴史」特に「スペイン」について上述したいと思います。
1.スペイン史
まず古代史から話していきたいと思います。
1-1 先史時代
この時代には、イベリア半島の近くに人類が辿り着いたとされるのは、180~150万年前と言われており、旧石器時代の原子芸術は北スペイン・カンタブリア地方とナーバラ地方に栄えました。
この地方に侵入してきたケルト民族や定住していたとされるイベロ族とが混じり、スペインルーツである民族が形成され始めました。
1-2 ローマの支配
この時代は、ローマの支配が忍びよってきました。カディスを建設したカルタゴ人がイベリア半島南部さして支配権を拡大し始めました。
2回の戦争を経験し、イベリア半島全域をローマ帝国イスパニアとしました。
1-3 ゴート族
この時代ゲルマン民族の大移動が起こりました。
ゴート族は、王国を建設しましたが、内戦がよく行われていました。ですがイスラム教徒によりゴート族は滅亡しました。
1-4 レコンキスタ
唯一イスラムに占領されなかったのが、北部の山岳地帯です。
ゴバトンガの戦いで撃退し、キリスト教徒によって国土回復運動が展開しました。
1481年頃グラナダ攻撃を開始して、占領をしましたがなかなか落ちず長い年月をかけて、降伏させました。
1-5 カトリック王国
カスティーリャ王国のイザベル王女と隣国のアラゴン王国のフェルナンド皇太子が結婚し、その子供たちの共同統治がはじまり、かつてない連合王国へと成長しました。
1-6 スペインの黄金時代
この時代になると、あの有名なコロンブスが登場します。コロンブスによって新大陸発見にによるから流れてくる富によって栄え、教会などが建てられました。
この頃に文化も成長していきました。
1-7 王朝の変化
1598年に王朝の指導者であるフェリペ2世が亡くなったことにより徐々にスペインは衰退していきます。
カルロス2世を最後にハプスブルク朝からブルボン朝へと交替され、フランスの支配下にはいっていきました。
ブルボン朝の王、太陽王ルイ14世は、ほかの国々と大同盟をしたことでスペインに宣戦布告、これが12年間続く 「スペイン王位継承戦争」のはじまりでした。
ですが完敗します。
それでもその挫折を国内の発展に向けることにより農業と産業ともに成長していきました。
1-8 スペイン独立戦争
この頃から、革命などの影響からスペインは、独立戦争への道へと歩んでいくことになります。
ゴドイという独裁政治を行っていたものをアランフェスが失脚させたことでナポレオンはスペイン王位をホセ一世を即位させます。
スペイン王家は追放され、ナポレオンは、マドリードに侵攻を始めました。民衆は反発しましたがすぐに鎮圧されます。これらが全国に広まっていき独立戦争を切ることとなります。
これによりナポレオンは敗北、フェルナンド7世が即位しましたが悪政をしていました。
次にスペインで内戦が起こり、フランコ軍が制圧
しファシストの体制下のなか、新国家を建設しました。フランコは、基本的人権をすべて取り払い独裁政治をしました。その後亡くなった後フアン・カルロスが民主化を進め、今ではマドリードは、経済中心の国際都市という地位を確立していきました。
2 考察
今回は、考察は短めです。
私は、このスペインには、ローマの支配下に置かれていた頃に様々な宗教が混在している点に注目しました。
この間に様々な宗教が混在するということは、
宗教同士のぶつかり合いが存在します。
さらに独立運動では、民衆も戦っていることがわかります。フランス革命で市民にも権利があると言う主張がされ、民間のブルジョワパワーの高揚といって良いと思います。
今回は、スペインの歴史を考えてみました。
なかなか骨のある話であり楽しかったです。
とある大学生でした。
参考文献
スペインの歴史
http://little-puku.travel.coocan.jp/1kaigai/23espana/2-1rekisi.html
川成 洋
『図説 スペインの歴史』河出書房新社 1999
- 作者:川成 洋
- メディア: 単行本
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