バレンタインを民俗的に考察してみる 〜新たな見方〜
今回は、バレンタインについて考察していきたいと思います。
バレンタインは、チョコを貰ったりと色んなことがありますね!
ではさっそく書いていきたいと思います。
目次
バレンタインとは?*
バレンタインデーとは?
チョコをあげる理由
考察
1.バレンタインとは?
バレンタインとは、実は、人物名前
です。
西暦3世紀のローマで、皇帝クラウディウス二世が戦争に出たがらないことで手を焼いていました。
クラウディウス二世は、これを家族や愛する人達から離れることを恐れていたのだと解釈したことにより
結婚を禁じてしまったのです。
ですがインテラムナの教司祭であるバレンティヌスは、
内緒で結婚させていました。
これを知られたらまずいですし、この頃は、キリスト教が迫害されていました。
皇帝は、結局バレンティヌスに罪を認めさせてローマの宗教に改宗させようとしましたが拒否をしたことにより処刑されてしまいました。
悲しいお話ですね。
あとこの皇帝は、なかなかの独裁者ですね。
2.バレンタインデーとは?
ローマでは豊穣祭として、ルペルカーリアと呼ばれるものをやっていました。
その14日の夕方に若い未婚の女性達の名前が書かれた紙が入れ物に入れられて祭りが始まる15日の朝に男性が引き、当たった女性と1年間付き合うということをやっていました。
教皇ゲラシウス一世は、若者の風紀の乱れを恐れ、ルペルカーリアを禁止しました。
その代わりとして行なわれたのは、
女性の変わりに聖人の名前を引かせることにより
その聖人と同じ生き方をするように生きていくというものに変わっていきました。
そしてちょうど殉教していたバレンティヌスを新しい行事の守護聖人としていったのです。
次第にカードなどが交換されるようになりました。
3.チョコをあげる理由
女性が好きな男性にチョコをあげるとあう習得自体が「日本独自」
ものです。
欧米では花束などを恋人や家族、友人などにあげます。
なぜ日本ではチョコレートをあげるようになったのでしょう?
これは、1958年に 東京都内のデパートで開催された、バレンタインセールでチョコを販売したのがきっかけです。
チョコレート業者のキャンペーンで行われました。
今ではすっかりバレンタインの象徴となりましたね!
4.考察
ここからは、考察していきたいと思います。
バレンティヌスが結婚させたことについて、これを民俗的に考えてみると、結婚という考え方がまた新たな生活空間へと移行していく際の儀式としてに必要だったからではないかと考えました。
それがキリスト教の考え方である
「愛する」となっていったのではないかと考えた。
さらに日本がチョコをあげるという行為が浸透していった背景には、
人に感謝の気持ちを伝えたいという感情があったのではないかと。
このバレンタインという行事は、日本のまた新たな生活空間を組み込んでいった
一種の「文化の箱」といっても良いのかも知れません。
今後も、この文化は続いていくでしょう。
前聞いたところによると欧米などでもチョコを贈る習慣がで初めているの聞きます。
日本の文化が海外へと伝わった瞬間ですね。
今回はこの辺で
ありがとうございます。
とある大学生でした!!
参考文献
バレンタインデーの起源(由来)-ファミリー・インターナショナル
https://family.gr.jp/valentine/valentine.html
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