お金の歴史の考察 ~現代との関連~
今回は、「お金の歴史」について考えていきたいと思います。
皆さんは、お札や小銭がどういう歴史を辿っていったのかご存知ですか?
その不思議について考察していきたいと思います。
それでは行ってみましょう!!
目次
お金の歴史
考察
1.お金の歴史
お金に関しては、古代から使われていました。
でもお金は存在していませんでした。
かなり矛盾していると思われていますが
いいたいことは、
物を交換するという価値としてのお金が存在していました。
いわゆる「物品貨幣」です。
米とか布とか塩などを使い他のものと交換していました。
683年には
中国の「開元通宝」をモデルとして
「富本銭」と呼ばれる貨幣が存在しました。
これが日本で初めて作られた
貨幣です。
「和同開珎」が次に作られました。
これは、本朝十二銭が
出現したということです。
さらに、宋銭が出現し、これは、日宋貿易で輸入されました。
室町になると「永楽通宝」が現れます。
豊臣秀吉も貨幣というよりは、
小判を作っています。
天正長大判です。
江戸になると「寛永通宝」を発行していました。
この辺のことは、今度話していきたいと思います。
(詳しく説明した方が良いと感じたので)
明治には、造幣局が立ち上がり、さらに造幣工場が建てられ、なんと貨幣の制度である
「新貨条例」がだされました。
金本位制がだされ、金1.5g=1円となりました。
まだ沢山あるのですが今回は、この辺で割愛させていただきます。
2.考察
ここからは、考察をしていきたいと思います。
この貨幣制度というのは、
権力者が市民を支配するための道具だったのではないかと思います。
貨幣を発行することが
自分の時代を作っている、支配しているということを
直接ではなく間接的にやっていることが
権力者の上手いところでもあります。
それは、どの時代でもあると思います。
貨幣としての価値を持ちながら、
支配の道具として使われていることはそれは今でも起こっているのかもしれません。
物納から金納への変化は、
交換する際に自分の現物財産が無くなるという
考え方が
気にしなくても少しずつ植え付けられていったことの
延長なのかもしれません。
今回は、この辺で
ありがとうございます。
とある大学生でした。
参考文献
日本の貨幣の歴史-造幣局
https://www.mint.go.jp/kids/history
他もどうぞ